TOTO Fシリーズ洗面化粧台入替+キッチンパネル壁
今回は洗面台入替と洗面所内の下壁が水はねで気になるので壁をキッチンパネル貼り付け施工です。水廻りで一番気になるところが水はねです。そこの解消法の一つでキッチンパネルを施工。 畳1枚ほどの大きなパネルなので、継ぎ目が少なく、あるとすれば入角等。そこはコーキングか見切り材で水が入らないようにします。濡れてもすぐに拭ける。しみこまない。お手入れ面だけでなく、見た目も豪華に見えます。キッチンパネルも柄がタイルほどではありませんが、豊富に選ぶ事もできます。
TOTO Fシリーズの特長
泡や髪がスイスイ流れる「すべり台ボウル」
泡や髪の毛を、排水口に向かってすべるように流すので、水を使うたびボウル内がきれいに。排水口も段差が少ないなめらかな形ですので、お手入れもラクラクです。右奥の排水口で使い勝手アップ。中央奥が一般的な排水口位置ですが、排水口を右奥にしたことで、洗面ボウルの中央がほぼフラットに。洗面器やバケツなどがガタガタせずしっかりと置けるほか、お散歩後のペットの脚を洗ったりするときもペットを立たせやすい洗面ボウルになっています。
細部にもこだわり『白い排水栓・なめらか形状の排水口』
量産タイプの洗面化粧台でよく見られるのが、水栓とチェーンでつながっている黒いゴム仕様の排水栓です。黒で目立ち、置き場所にも困っていた排水栓を、洗面ボウルに合わせたホワイトにして、目立ちにくくしました。
さらに、洗面ボウルのオーバーフロー(洗面ボウルに空いているあふれ防止の小さな穴)にこのゴム栓をひっかけることができるので、排水口に栓をしていない時も、ゴム栓が目立たず、洗面台がすっきり美しく見えます。
また、洗面化粧台で特に汚れやすくお手入れが大変な排水口。段差が少ないなめらかな形状で汚れがたまりにくいので、ふき掃除もラクラク。この排水口には、髪やゴミをキャッチする「ヘアキャッチャー」付き。サッと取り外してポイッと簡単に捨てることができます。
ドライエリアとセミウエットエリア
洗面ボウルには、タオルなど濡らしたくない物を置く「ドライエリア」、コップや石けんなど濡れた物を置く「セミウェットエリア」の2つのエリアが設けられ、限られたスペースを有効につかうことができます。
エコシングル水栓
従来の水栓は、水だけ使うつもりでもレバー位置が真ん中で吐水すると気づかないうちに給湯器が作動していましたが、エコシングル水栓はレバー中央部まで水のみを吐水するのでお湯のムダ遣いを防げます。しかも、お湯との境に「カチッ」というクリック感があるので、ご家族みんな誰が使ってもわかりやすくなっています。
引き出し式ハンドシャワーで便利
こちらのエコシングル水栓は、シャワーを引き出せるホース引き出し式と高さ調整ができる昇降式の2通りの使い方ができます。シャワーでボウルのすみずみまで水で洗い流せるので、掃除もぐんとしやすくなります。(シャワーホース引き出し長さ:290mm)
水流も「ソフト(泡沫)」と「シャワー」に切り替えることができます。ソフトは気泡を含んだ柔らかい水流、シャワーは広い範囲に吐水します。
三面鏡
収納力が抜群の三面鏡。歯ブラシや化粧水、ヘア用品まで小物が多い洗面所では、コンパクトでもたっぷり収納できる三面鏡は重宝します。収納トレイは取り外すことができるので丸ごと洗うことができます。
オプションのエコミラーは、くもり止めコートをほどこした電気を使わないエコ仕様の鏡です。くもらないので、従来のようにくもり止めヒーターのスイッチを入・切する手間もなく、くもりが取れるまでの待ち時間もありません。
照明は省エネでも明るく照らすLED照明を標準装備。LED照明は長寿命なので経済的です。
収納キャビネット
収納量が大幅にアップ。排水管の形をシンプルにし、位置も奥にすることで収納スペースを約30%広くなりました。
洗面所の印象が決まる洗面化粧台の扉カラー。シンプルな「ホワイト」から、深みと光沢がある鏡面仕上げの「シンシアホワイト」、おしゃれな印象の木目カラー「ルースダルブラウン」まで充実の5色から選べます。
また、化粧台の収納は定番の2枚扉タイプのほかに、片引き出しタイプをラインナップ。引き出しと開き扉で細かな日用品から背の高い洗剤ボトル類まで、効率よく収納することができます。
キッチンパネルの特徴
キッチンパネルはタイルよりも価格が安いため、お手入れしやすくお得に採用できるのがパネルのメリット。その一方で見た目がシンプルなので、無機質な印象になってしまうことも。
水廻りの壁面はタイルが貼り付けられていることが多かったのですが、目地が汚れやすいことから最近はビニールクロスが採用されるのが一般的です。ビニールクロスは施工しやすいが、汚れを取りにくい。その点キッチンパネルだと、大判のパネルであれば目地が少なくて済みますし、耐水性に優れているので汚れを落としやすく汚れが残る問題がありません。
一言でキッチンパネルといっても、使われている素材によって種類が分かれています。ステンレスやアルミ、メラミン、ホーローといった素材があります。今回はトイレや洗面所に適したメラミンの特徴をご紹介します。
メラミン
メラミンのキッチンパネルとは、不燃材にメラミン樹脂で加工したもののことをいいます。耐久性が高く耐水性にも優れているため、水が跳ねたりしても劣化しにくいのが特徴。最近はキッチンパネルといえばメラミンの素材が使われるのが一般的です。色や柄のデザインも豊富なので、理想の雰囲気に合わせてデザインを選ぶことができます。